嵐の如く~俺様ヤンキーX最強姫+龍・飛翔編~
 「今度…戻った時……お前を抱かせてくれ…杏子」


 「え、あ…」


 俺は杏子を抱き締めた。
 
 
 「…昨日紹介した男は…俺の無二の親友だ…信頼できる…」


 「うん…」


 俺はもう少しで部屋を出る。

 トーヤさまに会うために日本に行かなくてはいけない。



 俺と杏子は視線を絡める。


 鈍感な俺でも…何を求められているのか…理解できる。


 俺は杏子の唇にキスを落とす。


 「!!!?」


 でも歯が当たり…ムードは台無し…。


 「紫岐って…女性と付き合ったことないの?」


 杏子には…何もかもお見通し。


 「私がキスしてあげる♪」


 杏子のリードでもう一度…キスを交わした。



 我愛祢……今度…再会した時は君に伝えるよ…はっきりとした俺の気持ちを…。



   END


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