ネコ専務シリーズ
猫銀河系から200万光年のところまで
接近していた直径8万光年の銀河爆弾は、
地球から放たれたガイアの超能力を受け
て、急停止した。

しかしその前進力が失われたわけでは
ないため、ガイアは銀河爆弾の動きを
止めつつ、銀河爆弾の内部でその動力源
になっている部分はどこかを、千里眼で
探査した。

銀河ひとつを探査するその作業には、
5時間かかったが、動力源が銀河爆弾の
中心から8000光年の距離にある、
800個の恒星が集まった星団であると
突き止めたガイアは、瞬間移動して一瞬
でその星団に飛ぶ。

爆弾の動力部は、星団の中の何千もの星
に分散して設置されていたのだが、ガイ
アはその超能力で関係するすべての星を
粉砕し、銀河爆弾はようやくその前進を
完全に止めたのだった・・

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