ネコ専務シリーズ
2人は踊りながら追ってきているのに、
必死に走るネコ専務はそれをどうしても
引き離せない。

しゃんしゃんという楽器も鳴り出した。

いまや2人はもう踊っておらず、逃げる
ネコ専務を手を伸ばしてまっすぐ追って
くる。

もう追いつかれると観念したとき・・

ネコ専務はまた、自分の部屋のベッドに
横になっている自分を発見した。

ネコ専務は全身に冷や汗をびっしょり
かいていて、夕暮れ時の淡いオレンジ色
の光が、部屋いっぱいに広がっていた。



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