ネコ専務シリーズ

「大銀河バトル」

「誰だ!」

オレは叫んだ。あ、オレというのは、
この銀河に横行する麻薬密売を取り
締まる、麻薬捜査官をしている。名前は
ヒミツ。


「オレだよ、オレ」


後ろにいたのは、オレの親友、マルクス・
アウレリアスだった。

こいつは親友なんだけど、フロにはろく
に入らないし、タバコは吸うし・・

オレの近くでタバコは吸うなっていつも
オレはマルクス・アウレリアスに言うん
だけど、こいつ、聞かないんだ。でも
いい奴だってみんな知ってる。



今は宇宙暦774年。ここは惑星サン
ダー。
名前のとおりいつも雷が鳴っていて、
いつも嵐の難儀な星だ。

でも宇宙一うまいサンダーフィッシュ
という魚が特産なので、それでみんな
この星に住みたがる。



「やあ、元気そうじゃないか、ヘラク
 レス」


あ、こいつ、せっかくオレが名前を秘密
にしてたのに、いきなりバラしちまった。


そう、オレはヘラクレス。オレのママが、
オレが強い子に育ちますようにと願って、
オレにつけてくれたのが、このヘラクレ
スっていうオレの名だ。
< 95 / 439 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop