初恋
まだまだコートが手放せない頃
ばいばい先輩はインフルエンザで学校を休み、詩音も体調が悪く、早退した日の放課後
職員室に届け物があったから、いつもと違う階段を降りようとすると 何やら声が聞こえたから、階段から見えない場所で立ち止まった
「ねぇ、やっぱり男だったら言うべきだと思うよ?(笑)ていうか、そういう子じゃないんでしょ?おかしいとは思わないの?こんなにズルズル引っ張ったら、向こうが嫌われたかと思うんじゃないの?」
「だって…」
「だってじゃないの!私に相談するのは良いんだけどさ、まだ好きなら言うべきだよ!不安になってるんじゃないの?向こうの子は」
「あの子には夢斗がいるから。ってか何回もトドメ的な攻撃食らっててさ。毎日結構辛いよ?(笑)」
「何、顔面ピアスでもダメージ受けるんだ!(笑)…まぁ例えば?」
「とりあえず、冬休み終わりの日に花優愛ちゃんはお前の事嫌いらしいけど、お前何した訳?とかキレられて。はぁ?って感じじゃん。そしたらさ、嫌われた柊城に勝ち目ないから貰っちゃお!とか言ってくるし。で、勝手に言っとけとか思ってたら3学期最初の日に2人で登校してるじゃん?いつもの時間に花優愛ちゃん家行って、居ないなぁとか思って孤独登校してたらそれだよ。 花優愛ちゃんが車道に飛び出しそうになったのを抱き寄せてさ(笑) んで花優愛ちゃん照れてるし? で、それ見ちゃった俺に気付いた夢斗がドヤ顔な訳よ」
「っはー!そりゃ辛いわ」
ばいばい先輩はインフルエンザで学校を休み、詩音も体調が悪く、早退した日の放課後
職員室に届け物があったから、いつもと違う階段を降りようとすると 何やら声が聞こえたから、階段から見えない場所で立ち止まった
「ねぇ、やっぱり男だったら言うべきだと思うよ?(笑)ていうか、そういう子じゃないんでしょ?おかしいとは思わないの?こんなにズルズル引っ張ったら、向こうが嫌われたかと思うんじゃないの?」
「だって…」
「だってじゃないの!私に相談するのは良いんだけどさ、まだ好きなら言うべきだよ!不安になってるんじゃないの?向こうの子は」
「あの子には夢斗がいるから。ってか何回もトドメ的な攻撃食らっててさ。毎日結構辛いよ?(笑)」
「何、顔面ピアスでもダメージ受けるんだ!(笑)…まぁ例えば?」
「とりあえず、冬休み終わりの日に花優愛ちゃんはお前の事嫌いらしいけど、お前何した訳?とかキレられて。はぁ?って感じじゃん。そしたらさ、嫌われた柊城に勝ち目ないから貰っちゃお!とか言ってくるし。で、勝手に言っとけとか思ってたら3学期最初の日に2人で登校してるじゃん?いつもの時間に花優愛ちゃん家行って、居ないなぁとか思って孤独登校してたらそれだよ。 花優愛ちゃんが車道に飛び出しそうになったのを抱き寄せてさ(笑) んで花優愛ちゃん照れてるし? で、それ見ちゃった俺に気付いた夢斗がドヤ顔な訳よ」
「っはー!そりゃ辛いわ」