*coffret a bijoux*(SS集)
もつれ合う舌、漏れる吐息。

魅惑的な刺激が、
脳を痺れさせる。


「しゅ、ん……」


瞬也の指がブラウスの
ボタンにかかったのに
気づいて、とっさに手で止めた。


「何?」


「だって……明るい……」


「いいの。
美咲がよく見たいんだ」


「え? あ、きゃっ……」


ギョッとしたけど、抵抗
する間もなく、あたしの
体はソファに倒れ込んだ。


上になった瞬也が、片手で
あたしの腕を阻みつつ、
もう一方の手でたやすく
ボタンを外していく。


「……………っ」


空気に直に触れる肌。

空気だけじゃなく、瞬也の
目にも。


「恥ずかしいよ」


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