恋人は主治医
暫くして胸からチェストピースが離れた
5分ぐらいは聴診されていた感じ
聴診器を首に掛けなおして優くんの口が開いた
「俺出てく時なんて言ったかちゃんと聞いてたよな
少しでも変わった事があれば呼んでくれって
ちゃんと伝えたと思うんだけど」
こわくて言葉が出てこない
「様子見に行くのに病室の近くにきたら
咳のする音が聞こえるしどうして黙ってたんだ」
「咳はするけど ケホッケホッ 喘息の時みたいに
ゼーゼーしないしそれに我慢できないほどでは
ないから大丈夫かなって コホッコホッ」