君だけしか映らない
「そうだよ!佐伯くんが私に話しかけたのは深い意味なんて全くないし!」



だって内容が「昼飯買って来い」だよ!?



「ちなみにさ、佐伯くんに何を言われたの?」



「えっ!!!!」


みんなの視線が笑美に集まる。


「いや…あの、それは…」


笑美は口ごもってしまう。その姿にみんなは怪しむ。


(…ダメだ。完全に怪しまれてる!でも…みんなになら言ってもいいかな…。)


「じ、実はね…。」



笑美は昨日から佐伯悠哉のパシリになってしまったこと、そのせいでさっきまでお昼ご飯を届けに屋上に行ってたことを話した。



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