恋愛温度、上昇中!
***

午前中は、コンペの打ち合わせに各自デザイン画を提出。
社長の確認する動作に皆が息を呑む。


あたし達古株には見慣れた光景でも、新人にとってはこれが初めての採用が決まるかどうかの判定。


「…そうね、小倉さん、あなたのいいわね」


社長の言葉に、小倉さんは勢いよく席を立った。


「それから、高見ちゃん、しっかりサポートしてあげて」


あたしは頷いて次の新デザインの方向性の決定に頭を下げた。



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