恋愛温度、上昇中!


「関っ…――」


起こすのに躊躇する。家が分からないんじゃしょーがない。どーすんだ、あたし。


眼鏡に手をかけて少し笑う。


『依存しろよ』


関谷の言葉。熱に浮かされた目線が単に風邪からくるのか、掴めなくて、あたしは笑う。


―――どうかしてる。



あたしも、


関谷も。



< 206 / 418 >

この作品をシェア

pagetop