恋愛温度、上昇中!

唇に残った余韻が、意識とは反対の場所でキリリと胸を動かす。
沸いては消えるなにがが、何、なのか。私は目を逸らす事に精一杯で、何故目を逸らすの、とけしかけてくる悪魔の予備軍に理性を総動員して攻撃した。

関谷の行動に意味なんて、ある筈ない。悪戯なキスは、からかってるだけだとしか思えない。






─────私はこの時、関谷がその言葉を私に伝える為に、どれだけ待ってたかなんて知らなかったし、



彰俊と一緒にいた時間を、誰かに見られてた、なんて思いもしなかった。




ただ、



目の前の関谷ってゆー意味不明な男で手一杯で、仕事だってあるんだからと、ビール片手に全て流し込もうとしていた。



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