恋愛温度、上昇中!

まあ、とにかく、山都さんと飲むのは久しぶり。前はよくこうして肩を並べたけど、部長という肩書きに変わった彼は忙しくなって殆ど一緒に飲む事はなくなった。社長とはよく飲んでるみたいだけど。



「高見ちゃんさ、恋してる?」



山都さんは軽すぎる口調でグラスを鳴らしながらあたしに聞く。



「…してません」



あたしは一瞬思い浮かんだ顔を振り切る様にグラスを空けた。


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