恋愛温度、上昇中!
あたしの告白に祥子は大きな瞳を見開く、というよりは全く表情を変えないまま、一旦間を置いて、
「あ」
なんて端的過ぎる言葉を落とした。その顔が笑える。
「あんた、何言って、ってどーなって」
それを合図に、祥子の質問責めで少ないランチタイムの貴重な時間は埋め尽くされてしまった。
――――――――――――――…
「で、なんでもう会わないになるわけ!?」
祥子が鼻息荒く声を高くする。
「そう決めたから」
「決めたって、あんた一人で決めてどーすんのっ!」
「あたしの問題だから」
「もうここまで来たらあんただけの問題じゃないでしょーが!つーか関谷の気持ちも確認してないじゃない!」
「あたしの気持ちを確認したからいい」
そこまで話して、祥子の盛大な溜め息とあたしの携帯が鳴る音でやっと会話は途切れた。