恋愛温度、上昇中!
「高見ちゃんは女で、関谷くんは男。違う生き物なんだから、確かめ合わなきゃ分かりあえないでしょ」
「…素直になれって事ですか?」
そう言いたいのなら、もううんざりだとすら思う。
「うん。体の相性って大事だよ」
この下ネタエロ眼鏡。真面目に聞いていた自分が嫌になる。
「…高見ちゃん今、俺のことサラリと馬鹿にしたでしょ」
「いえ」
いつの間にかディナーコースの締めを迎えたテーブルの上にはワイングラスにまるで芸術作品の様な地層を描いた重なり合うムースのデザートが置かれていた。