恋愛温度、上昇中!


だけど、あたしの頭の中はいつだって他の事も忘れさせてくれなくて、あの綺麗な彼女の大きな瞳なんか忘れてしまえばいいのに、うまくいかない。


つまらない意地なんて、捨ててしまえばいいのに。




向き合って、堂々とぶつけたらいいのに。



そうすればこの温度全部受け入れて、素直になれる気がするのに。







「……あたしは、あんたなんか、好きじゃない」





だけど、駄目。



どうしょうもない。



『プライドだけが高い嫌な女』


関谷、その通りだ。



あたし、馬鹿過ぎるもの。




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