恋愛温度、上昇中!

うしろよりも危ないのはあなただ、と言ってやりたい。
少なくとも私にとっては危険窮まりない。
デートなのか、と意識するのを必死で止めるけれどどうにもならない。すごい気力を使う。
そんな事を考えながら、徐々に関谷と距離を取ると、

「おい!」

関谷が声を上げてベンチから立ち上がる。それと同時に腰のあたりに小さな衝撃。

「ぎやっ」


ゴンッと体から聞こえた鈍い音、不意打ちなおかげで結構な痛みが瞬時に腰に走った。


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