恋愛温度、上昇中!

「あんたったら全く連絡よこさないんだもん」

祥子はキッとあたしを睨む。

「忙しいかったから」

「それ、いつも言ってるじゃない」

「色々あるのよ」

「メールくらい打ちなさいよ」


…彼女か!!と突っ込みたくなるけど、毎回の事。

ランチを頼んでから、祥子の目線に気付いて少し笑う。


「…なんかあった?」


この顔は何か話したくて、だけど迷ってる顔。



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