7つ上の翔太先生。
バスに揺られながら私は先生のことばかり考えていた。



頭の中は先生でいっぱい…



先生のウサギは気持ち悪かったな、とか…



先生の今日の服装かっこよかったな、とか…



来週はどんな格好をしてくるのかな、とか…



マフラーの色変わってるかな、とか…


来週も一緒に帰れるかな、とか………



考えただけでニヤニヤしちゃう。





先生と出会って、こんなにも毎日が輝いているなら…



もっと前から出会いたかった。


もっと前に生まれればよかった。






――そしたら…私は先生の彼女さんになれたかな?









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