俺様狼と子猫少女の秘密の時間②
ささやかな抵抗も虚しく、気が付けばあたしは、生まれたままの姿。
「んっ…あっ」
先輩の優しい手つきに胸が疼く。
思わず自分から首に手を回し、唇を重ねた。
「…今日はやけに協力的だな」
「う……んんっ!」
先輩だって……。
なんか熱っぽい。
全身に先輩だけを感じ、頭が真っ白になったとき、あたしは意識を手放した。
「……ん…」
次に目が覚めたのは、翌朝五時だった。
いつもと違う、人の体温に包まれている感じ。
朝日の眩しさに眉をしかめつつ、ゆっくりと首を上に動かした。
「……」
……び、びっくりした~…。
あんまりびっくりしすぎて声すら出なかった…。
そういえばあたし、先輩のとこに泊まったんだっけ。
色々思い出して、ドキドキと胸が高鳴った。
そうっと先輩の胸に擦り寄ってみる。
寝ているはずなのに、応えるようにぎゅっと抱きしめてくれた。
しばらくして上半身を少し起こし、髪の毛を、撫でるようにそっと触れる。
…はわ~~!
素敵過ぎる…❤
これこそ写メ撮りたいけど…あいにく携帯はあっちの部屋に。