桜日記―幕末伝―
ヒッ、ヒエェェェ~!!
晋作が鬼に見える!!

怒った晋作は眉間にシワをよせながら、私をつかんでいる腕に力をこめた。

「こんの、バカ梓!!
お前は俺を殺す気か!!
お前がこんな事する奴だとは思わなかったぞ!!」

「うっ……ごめんなさい……」

殺す気まではなかったけど、晋作を傷つけたのは事実だ……。

ちょっと調子にのりすぎたかな……。

それから晋作は私と口をきいてくれなくなった。

私が話しかけても聞こえてないふりをする。

そんな微妙な雰囲気のまま、他の人たちに会う時間がやってきた。
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