契りの歌




全ての話を聞いていた花音。





新選組のために、私ができること…。




そんなもの決まってる。




急いでその場から立ち去った。


足は自室へと向かっていて、素早く障子を開けギターを持つ。


そのまま庭へおり、辺りをキョロキョロと見渡す。





どこか、いい場所は…。



治療をしている邪魔にもならず、私自身が誰にも邪魔をされない場所。




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