一夫多妻制？！

日曜日
私はばっちりメイクして、洋服も気合入れて海斗の家に向かった。

ピンポーン
「はーい。」
久しぶりに行く海斗の声。
「千夏だよ～。」
「久しぶり～。上がって！」
「うん。」
「元気にしてたか？相変わらずかわいいね。」
「元気だよ～かわいいわけないやん！」

「ごめんね、遠距離になっちゃって…。」
「大丈夫だよ。海斗の夢は応援するよ。」
「さびしい思いさせてごめんね。千夏…。」
海斗はそっと私にキスをした。
久しぶりのキス…
「海斗…。」
海斗は私の口の中に舌を絡ませてきた。
「んあっ…」
思わず声が漏れてしまった。
「いきなりごめんね。千夏を見たらキスしたくなった。」
「もう、海斗のバカ！」
「あっ、お土産。バックと財布ね！千夏が好きなブランドを見かけたから千夏のために買ったんだ。開けてみて！」
「うわーありがとう！欲しかったんだ！海斗本当にありがとう。」
「喜んでくれてよかった。」