私の敵はチビ会長
『…んだよ?』
『別に?』
ニヤニヤしていたのがバレて会長に睨まれたあたしはちょっとショック…
ニヤニヤしてると変な顔になるんだよね…
小出志穂。一生の不覚
『志穂…ニヤついてるとキモイ…。』
本気で引いてる顔で会長に言われて
ムカついたあたしは机の下で思いっきり脚を蹴ってやった
『痛った!』
『はんっざま〜みろ』
『こんにゃろ…』
『あのぉ〜?』
会長の後ろから可愛らしい声がしてあたしと会長はいっせいにそっちを向く
そこには頬を赤らめた小さいけど可愛い3人組の女の子達
え…?なに?
違う制服の格好に驚きながらその子たちを見てると
1人の子がパッと前に進み出てきた
『あのッ!!藍川恭哉くんですよね?』
『…あ、はい。…そうですけど?』
平然と答える会長を鋭い目つきで睨むと
逆に会長に睨まれて
視線を外しあたしはココアを何事もなかったかのようにすすった
…それにしても
…会長になんか用事?
上目目線のその女にちょっとしたイラつきを感じる
…フェロモン出しすぎ
もしかしてじゃなくて…完璧に会長狙ってるよね?
あたしは鈍感な会長とその女を睨みながらまたまたココアをすする
『きゃぁ〜!!本物ッ!あの握手してくださいっ』
『え?…あ、はい。それぐらいなら…』
『!あたしもあたしも!!』
1人が握手をしてもらった瞬間様子を覗っていたほかの2人も会長を囲む