エクスタシー~極上のオトコ!?~
めぼしい男が見つからない。


そろそろ帰ろっかなぁ。


そう思っていたとき、再び画伯が息子を従えてやってきた。


「いかがでした?」


そんなこと聞かれても、絵なんてほとんど見てなかった。


一応、
「ええ、とっても良かったです」
と、社交辞令を言って微笑む。


「気に入っていただけた絵がありましたか?」


そう言われても、一千万の絵をちらっと見ただけ。




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