エクスタシー~極上のオトコ!?~
どれぐらい時間が経ったのかわからない。


夏草の間から虫の泣き声が聞こえ始めた。


そのとき突然、『残酷な天使のテーゼ』が公園に鳴り響いた。


「あ……」


私は急いで携帯を引っ張りだした。


美穂からだった。


しまった、と思ったときには怒鳴られていた。


「あんた! いったいどこほっつき歩いてんのよ!」


やばい……。カンカンだ……。










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