エクスタシー~極上のオトコ!?~
アタシは理沙の手から缶ビールを奪い、
「アタシが持ってく。あんたはここに居なさい」
と、言い置いて理沙の部屋へ向かった。


何と言って追い出してやろうか。


あらゆる罵詈雑言が頭の中を駆け巡る。


「ちょっと、あんた!」


完膚なきまでに罵ってやろうと思い、勢いよくドアを開けた。


萩野は…………熟睡してた。


なんと厚かましい男。


再び怒髪が天をつく。


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