エクスタシー~極上のオトコ!?~
立山はガッツリ食べ、ナプキンで口を拭ってからアタシたちに微笑みかけた。


「じゃ、次、どこ行く? ホテルの上のバーで飲んじゃったりする?」


アタシは引きつりそうになる口角を一生懸命引き上げた。


「その後は三人でベッドに入るのかしら」


「それはまぁ……その時の状況で、ね?」


立山はまんざらでもない顔をしている。


ああああああんたねぇ!!


怒鳴る気にもならない。


アタシの理解を超える男だった。


たぶん、脳ミソまで筋肉でできているんだろう。





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