エクスタシー~極上のオトコ!?~
アタシは席をたった。


「悪いけど、そういうのは一夫多妻の国でやってくれない?」


立山は鳩が豆鉄砲をくらったような顔をした。


今まで誰も、この男に注意を与えなかったのだろうか。


アタシに指摘されて驚いているこの男自体にビックリだ。


アタシは立山のカノジョを見た。


「アンタももっと、自分を大事にしなさいよ。こんな3P男、さっさと捨てて、他をあたりなさい。でないと、あっという間に年とっちゃうわよ」


啖呵をきったあたしは、レストランを出てタクシーを捕まえられそうな所まで歩いた。





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