エクスタシー~極上のオトコ!?~
エクスタシーは自然体だった。


というより、彼は場所がどこだろうと、相手が誰だろうと気にしない人のように見えた。


ここがホワイトハウスで、これから会うのがオバマ大統領だったとしても、同じように飄々としていそうだ。


彼がその場所に相応しい振る舞いができるのかどうかは別として……。


「あれじゃないか?」


エクスタシーがウエイターに案内されてこちらへやってくる男の人を指差した。





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