きっと好き



「きゃーーー!!!!!!!」



教室に入ろうとしたら急に悲鳴が聞こえた。






「誰だっつってんだよ!!!!」



その次に聞こえてきたのは菜摘の叫び声。


かなりキレてる。







「どうしたの……っ!! これ…」




教室に入って菜摘に駆け寄ると、

目に入ったのは、教室に散らばった机と椅子。多分、いや、絶対に菜摘が投げ飛ばしたんだと思う。


そして

菜摘の手にはボロボロになった
私のお気に入りの鞄。





「…なに…これ。」




菜摘は気まずい顔をしてうつむいて、美緒は教室の隅で泣きじゃくっていた。








< 60 / 230 >

この作品をシェア

pagetop