きっと好き
「きゃーーー!!!!!!!」
教室に入ろうとしたら急に悲鳴が聞こえた。
「誰だっつってんだよ!!!!」
その次に聞こえてきたのは菜摘の叫び声。
かなりキレてる。
「どうしたの……っ!! これ…」
教室に入って菜摘に駆け寄ると、
目に入ったのは、教室に散らばった机と椅子。多分、いや、絶対に菜摘が投げ飛ばしたんだと思う。
そして
菜摘の手にはボロボロになった
私のお気に入りの鞄。
「…なに…これ。」
菜摘は気まずい顔をしてうつむいて、美緒は教室の隅で泣きじゃくっていた。