執事様!愛して下さい!

ときめき




おかえり記念としてパーティーを開いてくれた。
わざわざそんなことしなくていいのに…

『おい』


仁さんが近寄ってきて、私に声をかける。どうしたんだろう


『ほい?』

『口に物を入れながら喋るな』

『……すみません』


『その、悪かったな』


『へ?』


『前、ムリヤリ…』


『あぁ!大丈夫ですよ!私あれから少し胸が大きくなったような…』


なんだか凹んでる仁さんを元気づけようと冗談を言ってみる


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