寄り道した恋


また来てねと笑顔で言うと
明日にでも来てあげると冗談を
言いながら笑ってた



気付いたらもう学校の門の前
今日は理穂がいつもの時間にいない
ってことはバスケ部の朝練??

もう夢中になってるだろうなぁ


でもちゃんと理穂にも
言わなくちゃね



今日はサッカー部の朝練がない

だからここを先輩が通るはず

そう思った瞬間・・・

「おはよ」

後ろから愛しい人の声
振り返るとサッカー部の人達と
喋っていた


なんだ・・・私にじゃないんだ

気付いてもいないし・・・
何か悲しいなぁ

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