ノストラダムスは女子高生







「 …だからここに
二人一緒に閉じ込めようとしたのか?


俺が、研究を成功させるまでの時間を
引き延ばす為に 」







「 ―― そうよ 」




「 そして生き返った俺と一緒にまた
以前のように暮らすのか? 」





「 ――… そうよ!!!



もう、前の私じゃない!
素直になるわ!!


毎日好きだって言うし
… 仕事の大変さ、今だったら判るの!


もうワガママなんて
絶対に言わないから……!! 」







「 …おまえのワガママ

俺、実は全然キライじゃなかったぞ 」





「 ――… ユウジ…!! 」







「 でも…

好きだの何だのは、生きてるうちに言え





――― 次の恋人には

絶対、そうしろよ アキラ 」









< 102 / 123 >

この作品をシェア

pagetop