人気者彼氏と声優彼女
「達也~、行くよ!!」
「あぁ~。…じゃな。」
俺は絵梨亜の元へ歩きだした。
スッと捕まれた腕…紗耶香?
「行っちゃ…ヤダ。」
今のは反則だろっ
可愛い過ぎるんだけど…。
もうなんかどうでもよくなる感じ。
俺紗耶香に弱いんだな…。
「…うそ。私へのバツだと思ってる。いってらっしゃい…。」
「紗耶香…。」
「達也~!!!早く!」
絵梨亜に腕を引っ張られて教室を出た。
「達也ってさ、河合さんと仲良いよね。」
「達也は、皆と仲良いだろ。」
蒼伊が絵梨亜と話していた。
後ろから、その女の集団を眺める。
はぁ。
紗耶香がわりぃんだよな?
なんか俺がわりぃみたいになってる…。
なんだ、これ。
罪悪感か…?
もう意味もわからないまま、カラオケではしゃいだ。
携帯を見るともう7時過ぎ。
もぅ帰るか…。
「俺帰るわ。」
「じゃあ私たちも~」
そして皆でカラオケを出た。