桜、咲く頃会いましょう。


俺も一安心だ



「ご心配お掛けしました」

「気にすんな。それよりもらった薬はしっかり飲んだのか?」

「………はい」



今、確実に間があったよな



飲んでねぇんだな…



「飲め」

「嫌です」

「飲め」

「絶対嫌です」



こいつはガキか…?



何を言っても「嫌です」の繰り返し




こうなったらもう無理矢理飲ませるか?




「なんで飲まねぇんだよ?」

「だって苦いんですもん…」




開いた口が塞がんねぇよ…




「飲まないなら俺が飲ませてやろうか?」

「えっ!?や…」

「冗談だ、でもいつまでもこのままだって言うんなら話は別だかな?」

「……わかりました、飲みます!!」




薬を睨むようにして一気に口に放り込んだ



涙目になりながら桜子は必死に薬を喉に流し込んだ


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