桜、咲く頃会いましょう。


それに制札は警備しなければいけないものではない



「新撰組もなめられたもんだよな」



警備をする制札には長州は朝敵だという内容が書かれているという




その制札が何回にもわたって引き抜かれたから新撰組に命令が下ったのだと原田さんが話してくれた



「おっと…そろそろ時間か……あんまり手伝えなくてわりぃな」

「いえ、ありがとうございました。お仕事気を付けてくださいね?」

「おう、それじゃあな」



そう言って私の髪の毛をくしゃっと撫でてから歩いていってしまった




新撰組にもいろんなお仕事があるんだなと思った




「きゃっ」

「っとあぶねぇな…どうしてそこでつまずくんだよ?」

「土方さん…ありがとうございます」




中庭から部屋に上がろうとしたら石につまずいてしまった


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