桜、咲く頃会いましょう。


やっぱり出掛けるとなると少しはおめかしした方がいいのかな?



まさか一緒に出掛ける何て事になるなんて思ってなかったし…


「これじゃ少し派手かもしれない…」

「おい桜子行くぞ。」

「え、ちょ…まっ…」



結局さっきとなんにも変わらないまま…


でも土方さんを待たせるわけには…


「桜子ー?」

「はーい、ただいま!」



とりあえず土方さんに迷惑だけはかけないように気を付けなくちゃ!!



「その着物…」

「え…何か変ですか?」

「いや、似合ってるなと思って」

「っ!!」


私の顔、今絶対赤い…


行きなりそんなこと言うなんて反則だよ



人の気も知らないで…



いった本人はどこ吹く風で知らん顔


どんどん好きになっちゃうよ…


土方さんは私の事どんな風に思ってるんだろう?


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