君に恋を、チョコに愛を。





気づいたらいつの間にか寝ていた。


身体も寝たからか、大分楽になってる。でもやっぱり熱は下がらない。


今にいうアレだな。インフルエンザ。



暗い部屋の中で枕元に置いといた携帯を開くと柚からの着信とメールが入ってた。


朝、返信したっきりで止まってたんだ。


柚にメールを打ちながら今何時だろうと思い画面の上の方に記されている時計を見るととんでもない時間だった。


「えっ……………」


それ以上、言葉は出てこない。むしろ言葉の代わりに冷や汗が半端なくでてきた。


ど、どうしよ……!!

私どんだけ寝てたの!?



時刻は00時35分。

祐輔との約束の時間から1時間以上も過ぎていた。


辺りはもう当たり前に真っ暗。
当然お母さんたちだって寝ている時間。


祐輔だって……。



「や……行かなきゃ……」


行かなきゃ。祐輔に会わなくちゃ。
チョコだって渡さなくちゃいけないの。


ベッドから飛び起きたら衝撃で目眩がして足元がふらついた。


「うわっ……ちょ――」


「あっぶねーなぁ」
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