恋心♥上昇↑↑
「ミサコちゃんドキドキしてる?」

当たり前だよ。

「う、うん。」

そしたらケイタくんはニコッと笑った。

「俺も、スンゲードキドキしてる。ヤバいくらい。口から心臓出てきそう。」

なんて言うから笑っちゃったよ。

「大変だ。」

アタシも笑ったら、ケイタくんはアタシの顔をまじまじと見てきた。

「な、なに?」

「んー?眼鏡とればいいのに。その方がかわいいと思うからさ。」

か、かわいい!?

そんな、滅相もない。

「アタシ、かわいくないよっ!?」

なんて慌てたらケイタくんの手がスッと手を伸びてきた。それで眼鏡をスッと取られた。

「やっぱ、こっちの方がいい!ってか目ェデケっ!?なんで隠してたんだよ~っ!」

隠してたんじゃなくて、普通に目が悪いだけだもん。

「じゃ、眼鏡没収!」

「えっ!?ムリムリ。アタシ前見えないもん!」

「じゃあ、尚更都合がいいよ。」

なんでっ!?て顔してたらフッて笑われた。

「リードしてあげられるからね。」

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