恋心♥上昇↑↑
「やったー。」

そう言ってケイタくんはアタシに抱きついてきた。待って、ここ学校の前だし。皆見てるから~っ。

「おいおい、俺らの前でイチャイチャしてんなよ。俺ら彼女いない組なんだからさぁぁ。」

それで、離れてくれたけど、ちゃっかり手を繋がれている。

「ウルセー!絶対ミサコちゃんに手出すなよ?」

ケイタくんもこおいう話し方するんだ。なんか、意外。

「出さないっつうの。俺今好きな子いるからな!」

そんな話をしながら歩いた。勿論手は繋がれたまま。凄く恥ずかしいけど恋人らしいこと出来てそれ以上に嬉しかった。

「じゃあなっ!」

ケイタくんこ友達は帰っていって2人きり。

話題がないから沈黙が続いていた。

先に口を開いたのはケイタくん。
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