溺愛ダーリン&愛しのハニー
 休み時間…。


 私は武士から借りた授業のノートを書き写す。


 冬子は完全に誤解していて私を無視する。


 興味本位にクラスメイトの佐々木君と日下君が私の机を囲む。


 「なあ~ハニー…学園長と寝るのも惜しんでやってて、眠いのか?」


 「さすがは新婚さん!!」


 低次元なからかいを私に吹っ掛ける。


 「…止めろ!!」


 武士が自席を立ち、二人の絡む。


 「女を奪われたクセに~要君…気持ちはお察ししますよ~」


 日下君が武士をからかい出す。


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