溺愛ダーリン&愛しのハニー
仮面舞踊会~マスカレード~
 翌日もダーリンは会社に出勤。



 放課後は私とパーティのドレスを買いに行く約束をしていた。



 「!!!?」



 隣に座る武士が右手にギプスして、包帯でL字に固定。



 骨折していた。



 「どうしたの?武士…その怪我は?クラブで怪我したの?」



 「ああ~。お前こそ…頬は大丈夫か?」


 武士の方が痛々しい姿なのに…私の頬の傷を気遣う。



 「大丈夫」



 「武士が怪我したのは…ハニーのせいよ!」



 「えっ!?」



 冬子の言葉を理解出来ない私は…驚くしかない。


 「よせ…冬子」



 武士は何かを言いかけようとする冬子を制止。



 


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