溺愛ダーリン&愛しのハニー
 舞踊会当日。


 ダーリンは仮面舞踊会だと言ってたけど…誰一人と…仮面を身につけてなかった。


 心の中に皆…仮面をつけて居るから…仮面舞踊会だとダーリンは言った。

 
 ダーリンだけが…失明の危機に晒されている左目を隠す眼帯をしていた。


 今日の眼帯は黒のレザー。


 眼帯もその時の装いによって変わることに気付いた。


ダーリンのお父様は体調不良で欠席。


 「やっぱり…子供っぽかったかな?」


 「……」


 ダーリンは腕を組んで考え込む。


 「…まあ~胸はあるし…
  まるっきしガキには見られない」


 私の胸元にを見て…エロ発言!!
 


 「あのねえ~」


 「……認められてないけど…。
 君は俺の選んだ人だ…。
 堂々としていてくれ」


 「うん」


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