溺愛ダーリン&愛しのハニー
 細身で端正な顔立ちのダーリンのお父様。


 ダーリンとよく似ていた。
 ダーリンはお父様似。


 緑色の瞳だけが…お母様似。



 私はダーリンのお父様に屋上に呼び出された。



 「……珪には本当に申し訳と思っている…」


 「!?」



 「私はどうしても…珪を引き取りたくて無理なこと7歳の…珪に押し付けてしまった
その結果…左目は失明の危機に晒されている…」


 「……」


 私たちはフェンス越しに置かれたベンチに腰を下ろした。

 
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