溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「…そうか…」


 羽生先輩は落胆した様子で踵を返す。


 もともと責任感の強い人柄で…生徒会長に抜擢された先輩。


 決闘なんてしなければ…ダーリンもあんなことにならなかった後悔していた。



 私は教室の中に入る。


 『ミス東永』ではなくなったとたん…私のファンクラブは解散。


 「……ハニー♪」


 冬子が私に話かけて来た。


 あれから…武士とは上手く付き合っているみたい。
 私と冬子も仲直りした。


 幼なじみ3人で仲良く出来る日も近いかもしれない。
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