溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「この宝箱はパンドラの箱だって言ったよね~ハニー」



 ダーリンは私を慰めながら…宝箱の箱を閉じた。



 「こうして…全てのモノを取り出しけど…宝箱の底にはまだ…残っているモノがある。
こうして…俺はこの箱を閉じて…君に渡す…」


 「ダーリン??」



 私は…自分の指で涙を拭う。



 「この世界に…ハニーの両親は居ないけど…俺はずっとそば居るから…」



 
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