溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「どうぞ~」


 「…失礼します…」


 一応…礼儀を持って羽生が部屋に入って来た。


 「……」


 ヤツと会うのは決闘以来だ…。


 「……俺は別にお前を咎めるつもりはない…。お前には感謝している」


 「!?」


 羽生の表情は鳩が豆鉄砲を食らったように見えた。
 俺の言葉はかなり…不意を突いたみたいだ。



 「ハニーの失った記憶を戻してくれたからな…。まあ~かなり荒療治ではあったが」
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