溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「…ダーリン…」


 ハニーの顔は安堵に満ちていた。
 俺もこれで…今夜もハニーを抱き締められる!!


 「椎名…お前…ダーリンと呼ばれて恥かしくないのか?」


 「え、あ…俺が呼べと言ったからな…別に恥かしいとは思ってない」


 羽生は雲雀さんと婚約したらしい。


 「…俺は正直…雲雀にダーリンと呼ばれたら…恥かしい…」


 「好きなんだろ?」


 「……雲雀が…変に俺が自分を愛していると誤解して…お前の秘密を暴いてやると
言ったのがそもそも…発端らしい…。でも…互いに…結婚して損はない…話だし…
俺たちは婚約しただけだ」




 「でも…私から見れば…ラブラブ見えますが…」


 「そうなのか??」


 羽生は少し頬を染める。
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