溺愛ダーリン&愛しのハニー
年下の留学生

 年が明けた。

 年始早々から椎名家で新年を祝うパーティが催される。


 私は晴れ着姿でダーリンの隣に立って…挨拶回り。


 「紹介する…父の知り合いから預かったクリス君だ」


 「!?」


 ダーリンが私のお父様の知り合いを紹介。


 クリス君の瞳は左目が緑色で右目が蒼い瞳のオッドアイ??


 「よろしく…お願いします…クリス・ロイドです」


 髪がブロンド…彼の日本語はカンペキで流暢な発音だった。


 「隣はボクのお付のアル」


 「アルフレッド・モーリスです」


 隣の彼も亜麻色の髪で深みのあるブラウンの瞳。


 二人して…美形!!?


 私は彼らと握手を交わす。
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