溺愛ダーリン&愛しのハニー
 「……武士のヤツ…この間…初めて…私のこと『スキだって』言ってくれた」


 「マジで…。おめでとう~冬子」


 「……色々とハニーにはイヤな思いさせたけどゴメン…」


 「いいよ~。別に」


 「武士がずっとハニーのことスキだってことは知っていた。
武士がハニーにコクった
ことを知った時、やっぱりって思った。でもハニーならいいっかって思って
私は迷っているハニーを後押しした」


 「冬子!?」


 「ハニー以外の女の子は許さないけど…ハニーならいいって思った…。
でも…本当は・・・
心の奥ではイヤだったみたい」


 冬子はそう言って…コーヒーを喉に通した。


 「……ハニーが椎名君と結婚したって聞いた時は何それ!?って感じで。
どんな・・・
理由があれ…武士の心を傷つけたハニーが許せなかった」
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